秋田の名酒 雪の茅舎

薦めランク【☆☆☆☆】

長く厳しい冬、茅葺の囲炉裏を前に一杯のお酒。しみじみと味わえる良いお酒がこの雪の茅舎かもしれない。

冷やしても良し、温めても良し、山の物も良し、海の幸も良し。

平成に入ってから全国新酒鑑評会において13回の金賞受賞歴を持つ実力派の酒蔵のお酒である!

原材料名 米・米麹

精米歩合 55%

アルコール分 16度

仕様 純米吟醸 山廃ひやおろし

株式会社 斎彌酒造店

秋田県由利本荘市石脇字石脇53

華やかで濃厚な果実を思わせる香生酒の新鮮な香り。

口当たりの柔らかい酸の次に、ほのかな甘みが口に広がる。

旨味も程よく、山廃特有の渋み等を感じず、どんどん杯が進む酒である。

冷やして良し、常温良し、人肌良しである。

酒場放浪記で、吉田類が呑むお酒の一つにこの雪の茅舎をよく見かける気がする。四国の人が好むということは、四国のお酒に似たところがあるのだろうか?米も水も、明らかに環境が違うのに、共通点が多い酒があることは不思議である。

でも、山口の東洋美人の蔵主が山形の一四代を学んだように、今のお酒は県境を地域を越え、多様化しているのは事実である。美味しい酒が、沢山生まれることは嬉しい限りである。

コンビーフのユッケ風

 手間ランク【A】

おつまみ簡単レシピ

 (2人分)

・コンビーフ1缶

・卵黄 1個

・きゅうり 千切り 3分の1本

・刻みネギ か 大葉刻み 少々

・サニーレタス 少々

・いりごま(白)

味付調味料

・ごま油 大さじ1

・醤油 小さじ 2分の1

・みりん 小さじ1

・おろしにんにく 少々

・豆板醤 小さじ 4分の1

レンジで(30秒から1分)コンビーフを加熱した後、ボールで味付調味料と混ぜる。味付コンビーフを盛りつけたら、卵黄を乗せて白ごまをふりかけ出来上がり。

ゴマ油と豆板醤がコンビーフの臭みを消し、卵黄で更に甘みとまろやさも増して

美味しく頂ける。ビールのみならず、日本酒、焼酎なんでもいける。

栃木の 仙禽

お薦めランク【☆☆☆☆】

栃木は日光周辺に大きな山岳地帯があり、酒造りに欠かせない水が豊富である。故に関東でも40近くの酒蔵をかかえる日本酒地域でもある。数ある酒蔵でも一度試してほしいのが仙禽である。さらに仙禽にはモダン、クラッシック、線香花火、カブトムシ等、多々お薦めがあるが、今回はモダンをご紹介

原材料名 米・米麹

原料米 ドメーヌさくら・山田錦  ドメーヌさくら・ひとごこち

精米歩合 麹米40%(山田錦)掛米50%(ひとごこち)

アルコール分 16度

仕様 初しぼり直汲み・無濾過生原酒

株式会社 せんきん

栃木県さくら市馬場106

ほのかなバナナ香が印象深いこのお酒。しかしながら口にするとまろやかでスッキリとした味わいが広がり、スイスイと杯が進む。

そして、食中として合わせてもオールマイティに対応してくれる。

一言でいうなら、バランスの良い酒で好き嫌いが少ないタイプだと思う。

ラベルの説明書きによれば、すべての原料米に対してドメーヌ化(栽培から瓶詰めまでの工程を全て一貫して行なう)を行っている。更に仕込み水と同じ水脈上にある田園だけで原料米を作付けするといったこだわりよう。

ワインと同じ考え方で造られた日本酒(ドメーヌ)は数少なく、あえて純米大吟醸は名乗っていない。

ふわとろトマ卵

 手間ランク【A】

おつまみ簡単レシピ

 (2人分)

・卵 3個

・トマト 1個

・オリーブオイル 小さじ1

・マヨネーズ 大さじ2

・ネギ 適量

トマトを1センチの節切りにし更に半分に。卵と大さじ1杯のマヨネーズをオリーブオイルを敷いたフライパンに入れ、弱火で大きく混ぜ半熟で一旦皿に移す。同じフライパンにトマトと大さじ1杯のマヨネーズを入れ中火で炒め、トマトがしなったら火を止めて卵をフライパンに戻して2回かき混ぜ出来上がり。

皿に盛り付け、ねぎを適量乗せる。

フレッシュな生酒やビール、レモン酎ハイ、白ワイン等があう!

山口の秀逸 東洋美人

お薦めランク【☆☆☆☆☆】

山口県はいい酒蔵が多い。特にお薦めがコスパに優れ味も勝った日本酒東洋美人であろう。あえて純米大吟醸は名乗っていないが、スペックは純米大吟醸なのにお値段はお手頃。特にこのおりがらみ生は、とても飲みやすくお酒を口にしたことがない女性に是非呑んで欲しい一品である。

・原材料 米、米麹

・精米歩合   麹40%、掛50%

・アルコール分

・アルコール分   16%

株式会社澄川酒造場

山口県萩市大字中小川611

洋ナシやメロンのようなほのかな芳香と、柔らかい口当たりが杯を進める。

爽やかなフレッシュ感が口に広がり、程よい酸と甘みがふくよかな味を演出している。

本当に飲みやすく、ついつい飲み過ぎてしまう魔?(天使)のお酒だと思う。

4代目・澄川宜史社長は、20代半ばの若さで経営者自らが酒造りの最前線に立つ蔵元杜氏となり、今の酒造り潮流の最先端を行く一人である。「若き天才杜氏」と評されるほど酒造りの技術を磨き上げ全国に名を轟かせている。

お酒が苦手という先入観のある人は、おそらく価値観が変わるであろう。

簡単イワシの生姜煮

 手間ランク【A】

おつまみ簡単レシピ

 (2人分)

・オイルサーデンの缶詰 1個

・生姜 30g

・砂糖 小さじ1

・しょうゆ 小さじ1

・本つゆだし 小さじ1

・酢 小さじ1/2

・料理酒 小さじ2

オイルサーデンをザルに入れて、上からお湯をかけて油抜きをする。

小さい鍋に生姜、砂糖、醤油、本だしつゆ、酢、料理酒を入れてひと煮立ちしたら、火を止めイワシを入れて和える。

盛り付けに、白ネギや大葉を入れると尚美味しい

【酒米】

米にはデンプン質以外にタンパク質や脂質が含まれている。食用としてはタンパク質、脂質は旨味として感じられるが、酒にはこれが雑味となってしまう。一方、最初から日本酒用に品種改良された特別な米を酒造好適米といい、米粒が大きく心白も大きい。また、雑味となるタンパク質が少なく、吸水性や糖化性が良い上に醪にも溶けやすい。

この酒米造りは山間部の棚田が良いとされるが、作業効率が悪い。さらに酒造好適米は背丈が高いため風による倒伏のリスクが高く、農家にとってはやっかいな品種である。

但し、近年は食用米を酒作りに利用する例も増え始め、原料である米の選択肢がふえている。 

現在、酒造好適米は全国で約120種類程生産されている。代表格としては「山田錦・五百万石・美山錦・雄町」などがあり、これら四種だけで全生産量の約7割を占めている。

全国の酒造好適米一覧

酒造好適米

山田錦

主産地は兵庫県で、約8割を生産している。吟醸酒によく使われ、すっきりとした味わいに。

五百万石

新潟で生まれた品種。最も多く使用されている酒造好適米でふっくらとした味わいに。

美山錦

長野県で誕生した冷涼な地域でも育つ品種で、優しい味わいに。多くの子孫を持つ。

雄町

酒造米のルーツとされる品種。コクのある味わいに。

聖地奈良 風の森

お薦めランク【☆☆☆☆】

奈良県は日本酒発祥の地として知られている。

そんな数ある酒の中でコストパフォーマンスが非常に良いのが風の森である。このお酒は2年程前までは1升瓶で詰められていたが、今は720mlのタイプしかないのが少々残念ではある。写真は1升瓶で売られていた当時のものである。

 

・無濾過無加水生酒

・原材料 米、米麹

・原料米 兵庫県産山田錦100%

・精米歩合80%

・アルコール分80%

油長酒造株式会社

奈良県御所市1160

金剛葛城山系の地下湧水を使って仕込んだ酒、風の森

いくつかあるタイプの中でこの製品は精米歩合80%の低精白だが、長期低温発酵により山田錦の特性を引き出しているとのこと。

炭酸ガスが多く溶け込んでおり、飲み口のフレッシュ感が印象深い。それであって、旨味があり深い味わいのお酒である。

何といっても、味に対してのお値段がリーズナブルで有ることが嬉しい

このお酒は日本酒でありながら、白ワインに合わすようなおつまみがいい。

チーズも良し、白身魚のムニエル良し、色々なスパゲッティにも合いそうであ

る。